1930 チェコ製
セミブローチ

detail:チェコ製セミブローチ                 

1930年代。
チェコはガラス製品が有名で、その歴史は古く5~6世紀にはじまります。
17世紀に宝石カットの技術をガラスに適用し、
クリスタルガラスを使った多くのジュエリーが生産されるようになると、
イタリアのヴェネチアにかわってヨーロッパ最大のガラス生産地になりました。

チェコだけでなく、イギリス、フランス等でも、
虫をモチーフにしたジュエリーはヴィクトリアン時代から、アールデコ期にも多く制作されました。

こちらはガラス製のブローチ。
チェコの高いガラス技術を生かした作品です。
こういったデザインのジュエリーは、現在では羽根部分にダメージのあるものも多く、
完全な状態で、しかもここまで作りのデリケートで美しいものに出会ったのは、はじめてでした。
羽根部分だけ、透明になっていたりと、当時の職人のセンスを感じます。
No B227
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