1972 Christian Dior
ディープピンクイヤリング

detail: Christian Dior ディープピンクイヤリング

1972年製
1905年フランス生まれのディオール。
あまり知られていませんが、彼は元々デザイナーだったわけではありません。
デザイナーになる以前はシュールレアリスムに魅せられ、
アートディーラーとして画廊を経営していました。
何不自由なく生まれ育ったディオールの運命が変わったのは、1929年に起こった世界恐慌。

その後、第二次世界大戦後、40歳を過ぎた頃にパリコレクションでデビュー。
デビューと同時に時代の寵児となり、世界中にディオールの名前は知れ渡る。
53歳で亡くなったディオールがファッション業界で活躍したのは、
わずか10年ほどのことでこの10年が彼の名を永年に刻むことになりました。

ファッションにおいて才能を発揮したディオールですが、ジュエリーもとても評価されています。
ダイヤに近い高品質なクリスタルガラスを使い、
歴史的デザインをリスペクトしながらも、アバンギャルドなデザインを作り上げていく。

こちらはDiorらしい、上質な美しいガラスを使ったイヤリング。
まるで、ハイジュエリーのようです。
今年、ロンドンのV&A 美術館で行われていたクリスチャン・ディオール展がとても好評で、
入場できないほどの人気でした。
当時のディオールの洋服と共に、多くのジュエリーが展示されたことにより、
ヴィンテージジュエリーの世界で、ディオールジュエリーの評価が上昇し、
さらに入手困難となっています。
1970年代のディオールは、ディオールのコスチュームジュエリーとしては、
最後の黄金期とも言えます。

今後のディオールジュエリーの入荷につきましては、未定です。

ご購入前にこちらをご覧ください。
No E373
Size 2cm
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