1960 Schiaparelli
ウォーターメロンイヤリング

detail: Schiaparelli ウォーターメロンイヤリング

1960年代
ファッション業界では、その名を知らぬ人はいないスキャパレリ。
シャネルと並ぶ、ファッションアイコンでもあります。

1890年、ローマの裕福な一族で育ったスキャパレリ。
結婚、出産、離婚を経験し、フランスのパリで自身のクチュールメゾンを開き、
大成功を収めたのは1920年代のこと。

シャネルとスキャパレリは、当時自立した、才能ある女性として、
新しい時代の幕開けのスターとして君臨したのです。

ダリ、コクトーなどのシュールレアリストたちとの親交も深く、
アートとファッションを融合させた人物としても有名です。
アートとファッションへの彼女の情熱は、凄まじいものでした。

彼女なりの解釈で、シュールレアリズムを表現したのが「ショッキングピンク」。
シャネルがクラシカルなスタイルを確立させたのに対し、
スキャパレリはもっとエキセントリックでユニークなスタイルを提案した。

時代を読む力にも長けていた彼女は、第二次世界大戦中にアメリカに移住。
ニューヨークでお店をオープンさせる。

ピエール•カルダン、ジバンシーを育てたのも彼女であることは有名な話。
1973年に亡くなるまでの彼女の偉業は計り知れない。


こちらのイヤリングは、彼女がアメリカで自身のブランドをオープンさせた後のもの。
彼女のジュエリーラインの代表的な作品の一つで、
ウォーターメロンと呼ばれる、美しい虹色のガラスが使用されています。

ウォーターメロンを大胆に、引き立たせたシンプルながらも、
スキャパレりらしい個性と存在感が際立った素晴らしいジュエリーです。

ご購入前にこちらをご覧ください。
No E311
Size 3.6cm