detail: De Mario ブルーフラワーイヤリング

1950年代
デ•マリオは、1945年にニューヨークでロバート•デ•マリオによって創業されたブランド。
ビーズやラインストーンのカットの美しさ、芸術作品といえる大胆で唯一無二のデザインが特徴です。

1940年代にミリアム•ハスケルの元で働いており、接着剤を使わず、
すべてハンドメイドでワイヤー留めをして作品を作り上げるという手法を受け継いでおり、
この確かな職人技と、デザインで彼の作品への評価は極めて高いのです。

しかも、ブランドが成功していたにも関わらず、デ•マリオは1960年に突如引退し、
フロリダに隠居してしまう。
活動期間がたった10年と短く、彼の作品を手放すコレクターも少ないため、
コスチュームジュエリーブランドの中でも希少価値が高いことで知られています。
希少価値でいったら、ミリアムハスケルのジュエリーよりもずっとずっと高いのです。

デ•マリオは愛らしく、可憐なジュエリーをデザインすることを得意としていました。
こちらのブローチは、彼らしい優しさと可憐さを感じさせます。
360度どこから見ても、一切の妥協を感じない完璧と言える完成度と美しさがあります。
ビーズ、パーツの配置も、素晴らしいです。

派手な作品ばかりを作り上げるデザイナーではありませんが、
私はこうしたデ•マリオの作品への姿勢がとても好きですし、
多くのコレクターが彼の作品を手離さない所以ではないかと思っています。

こちらは、デマリオが得意とした花や葉をデザインしたロマンティックなイヤリング。
柔らかく、優しいブルーとデザインは可憐ですが、同時に女性的の持つ強さも表現していて、
素敵なジュエリーです。

ご購入前にこちらをご覧ください。