1960 ART
パールプランツイヤリング

detail: ART パールプランツイヤリング

1960年代
ARTという名前でコスチュームジュエリーが制作されるようになったのは、
1950年代頃から。
ニューヨークのジュエリーブランドで、
ルネッサンスリバイバル、ヴィクトリアン、アールデコと様々なスタイルを、
ジュエリーデザインに取り入れた。

アジアン、フルーツモチーフ、フラワーと、得意分野は多岐に渡りました。


1960~70年代は、オートクチュール(高級オーダー服)から
プレタポルテ(高級既製服)に移行した時代。
ソニアリキエルや、近年人気の復活したKENZO、三宅一生らが生み出す新しいスタイルが
流行を席巻すると共に、コレクションだけでなくストリートからも流行が発信されました。

コスチュームジュエリーの素材も、化学分野の発展によって素材が多様化し、
これまでにはなかったデザインが生まれるようになりました。
大胆なデザインが生まれるようになった60年代以降のジュエリーは、
アンティークジュエリーとはまた違ったおもろしさやかわいさがあるのです。

こちらはそんな60年代を象徴するような、
異素材の組みわせのイヤリングです。
クリアなラインストーンはガラス製、白いパール部分は樹脂(プラスチック)です。

1900年代初頭から、新素材である樹脂が少しずつ様々な物に使用されるようになり、
プラスチックがジュエリーに取り入れられるようになったのが、1960年代頃です。

様々なデザインを可能にしたプラスチックは、デザイナーの創作意欲を刺激し、
こちらのイヤリングのように、プラスチック×異素材のジュエリーが生まれました。
時代を象徴するジュエリーと言えます。

バロックパールを模したプラスチックとガラスのラインストーンの組み合わせは、
とてもクールです。
デザインはARTが得意とした1つ、植物がモチーフになっています。

ご購入前にこちらをご覧ください。

No E564
Size 2.5×3.3cm
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