1890 ヴィクトリアン
スモールツバメブローチ

detail: ヴィクトリアン スモールツバメブローチ

1890年代
1837年、イギリスでヴィクトリアが女王に即位したことが
ヴィクトリア時代(1837〜1901年)の始まり。
イギリスが過去にないほど繁栄し、
女王ヴィクトリアのファッションは様々な流行を生み出しました。

ヴィクトリアン時代に裕福な中産階級が増えたことにより、
ジュエリーの需要は一気に高まります。
今もなお、ヴィクトリアン時代のジュエリーを目にすることができるのは
こういった理由があるからです。

そして、この時代にはゴールドやダイヤを使ったジュエリーばかりでなく、
素材はゴールドのように高価ではない真鍮、シルバー等を使い、
食器、カトラリー…などが数多く制作されました。
ヴィクトリア時代、イギリスではシルバーが産出されたためです。

こちらのシルバーブローチは、ツバメモチーフ。
ツバメは巣を作り、家族で子どもを育てるため、
幸せな家族の象徴として、
ヴィクトリア時代からジュエリーデザインに多用されました。

愛らしいツバメですが、
重厚感があるのは繊細で高度な手仕事で1点1点制作されているからです。
美しい手仕事は100年を経ても、色褪せることがありません。

ご購入前にこちらをご覧ください。
No B338
Size 3.3×3.1cm