detail: ホワイトリーフイヤリング
1960年代
1960~70年代は、オートクチュール(高級オーダー服)から
プレタポルテ(高級既製服)に移行した時代。
ソニアリキエルや、近年人気の復活したKENZO、三宅一生らが生み出す新しいスタイルが
流行を席巻すると共に、コレクションだけでなくストリートからも流行が発信されました。
コスチュームジュエリーの素材も、化学分野の発展によって素材が多様化し、
これまでにはなかったデザインが生まれるようになりました。
大胆なデザインが生まれるようになった60年代以降のジュエリーは、
アンティークジュエリーとはまた違ったおもろしさやかわいさがあるのです。
こちらはプラスチック製の葉が2枚重なった、ロマンティックなデザインのイヤリング。
1900年代初頭から、新素材である樹脂が少しずつ様々な物に使用されるようになり、
プラスチックがジュエリーに取り入れられるようになったのが、1960年代頃です。
様々なデザインを可能にしたプラスチックは、デザイナーの創作意欲を刺激し、
時代を象徴するジュエリーと言えます。
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