detail: Matisseシェルイヤリング
1950年代。
1946年、Jerry Felsがアメリカでルノアールという銅製のジュエリーブランドを
設立したのが始まり。
その後、1952年に別ブランドとして、マティスを立ち上げる。
ルノアールは銅のみで製作し、
マティスは銅にエナメルで細工をしたラインとして発表した。
彼は一貫して、19世紀後期から20世紀のはじめに起こった、
手作業によるアーツ&クラフツの精神に影響を受け、
その精神に、彼のモダンな感性がミックスされたジュエリーは高い評価を受けた。
カエデの葉、パレットなど、自然やアートなどからインスピレーションを受けた彼の作品は、
そのオリジナリティと美しさから、
1964年に制作がストップした後も、多くのジュエリーデザイナーに影響を与え、
今もなお、コレクターの人気アイテムとなっています。
実は、はじめてマティスのジュエリーを買い付けしました。
今までは、マティスの作品に出会っても、買付には至りませんでしたが、
今回、このイヤリングに出会い、その美しさと、彼の作品世界に感動しました。
そして、ただ正しいマティスの作品に出会えてなかっただけだったのだ。と思いました。
個人的には、
美しいフォルムとエナメルの組み合わさったマティスの作品の方が、
ルノアールの作品よりも魅かれます。
エナメルワークの美しいシェルと、モダンでシャープなモチーフのコンビネーションは、
彼がなぜ、コスチュームジュエリー界で今もなお、高い評価を受けるのかがよく分かります。
ご購入前に
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