detail: Christin Dior ブルー&グリーンブローチ
1968年製
1905年フランス生まれのディオール。
あまり知られていませんが、彼は元々デザイナーだったわけではありません。
デザイナーになる以前はシュールレアリスムに魅せられ、
アートディーラーとして画廊を経営していました。
何不自由なく生まれ育ったディオールの運命が変わったのは、1929年に起こった世界恐慌。
その後、第二次世界大戦後、40歳を過ぎた頃にパリコレクションでデビュー。
デビューと同時に時代の寵児となり、世界中にディオールの名前は知れ渡る。
53歳で亡くなったディオールがファッション業界で活躍したのは、
わずか10年ほどのことで、この10年が彼の名を永年に刻むことになりました。
ファッションにおいて才能を発揮したディオールですが、ジュエリーもとても評価されています。
ダイヤに近い高品質なクリスタルガラスを使い、
歴史的デザインをリスペクトしながらも、アバンギャルドなデザインを作り上げていく。
2019年にイギリスのロンドンで大規模なクリスチャンディオール展が開かれ、
チケットが入手困難になるほどの人気でした。
ディオール展では、多くのディオールのジュエリーコレクションも展示されていたため、
展示会の影響もあり、
1950〜60年代のディオールジュエリーは、より貴重になり入手困難となっています。
こちらは、Diorらしいダイナミックで美しいジュエリー。
ハイクオリティのガラスストーンを、個性的に配置し、
圧倒的な存在感と説得力があり、アートピースのようです。
ディオールジュエリーの黄金時代を象徴する、素晴らしいブローチです。
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