detail: フランス製てんとう虫クリップブローチ
1940年代
こちらはドレスクリップと呼ばれる、クリップ式のブローチで、
その中でもファーに着ける、ファークリップタイプです。
クリップタイプなので、洋服に針で穴を開けることなく、
挟んでお使い頂けます。
あるフランス人ジュエリーデザイナーが女性が木製の洗濯挟みで袖口を留めていたのを見て、
クリップ式のブローチを思いついたのがはじまり。
1920年代にカルティエが特許をとると、世界中で大人気となりました。
アールデコの時期とドレスクリップの流行の時期は重なっていることから、
アールデコ様式のデザインのドレスクリップがたくさん作られました。
このブームは1950年代には終わりを迎え、それ以後作られることはなくなってしまいました。
こちらは愛らしいフォルムが素晴らしい、てんとう虫をモチーフにしたブローチ。
フランスのヴィンテージジュエリー の洗練されたデザイン力を感じます。
ボディの部分をクリスタルガラスで表現し、愛らしいフォルムに華やかさもプラスされています。
1800年代からジュエリーデザインの定番として、制作されてきた虫のジュエリーですが、
1900年代にモダンにアップデートされ、アンティークとはまた違った魅力のある、
ブローチとなっています。
ご購入前に
こちらをご覧ください。