detail: イギリス製 シルバー製ハンドブローチ

1880~90年代
1837年、イギリスでヴィクトリアが女王に即位したことがヴィクトリア時代（1837〜1901年）の始まり。
イギリスが過去にないほど繁栄し、女王ヴィクトリアのファッションは様々な流行を生み出しました。

ダイヤ、パール、ゴールド、そしてグラスといった様々な素材を使い、
過去のあらゆる様式を取り入れたデザインのジュエリーが作られました。
この時代に生まれたジュエリーデザイン、技法、身につけ方はその後のジュエリーの
基礎となっていることから、現在のファッションにも取り入れやすく人気があります。

こちらは、ヴィクトリア時代にイギリスで多く産出されたことから、
ジュエリーの素材として、よく使われていたシルバー製です。

手袋を着用した女性が一粒のクリスタルを持っていて、とても素敵なデザインです。
袖口には多くのフリルがデザインされています。
シルバーで製作されたとは思えないほどに立体的で、全体の造詣が美しいです。
腕のいいシルバー職人が製作したと、推測できます。

手は古くから、お守り、魔除けのモチーフとして人気があり、
ジュエリーに守ってもらうという風習のあった、
ヴィクトリアン時代を象徴するジュエリーモチーフの一つです。

４枚目の写真にあるように、一部に3mmのダメージがあります。
デザインとしては、気がつかないレベルのダメージです。ご了承ください。

ご購入前にこちらをご覧ください。