1928 イギリス製
GPリング

detail: イギリス製GPリング
80000円→56000円

1928年
9金
イギリスにはヴィクトリア時代に流行したミズパジュエリーという文化があります。
ミズパという言葉の起源は、創世記のヤコブとラバンが交わした言葉からで、
ヴィクトリア時代には別の意味を持つようになりました。

ミズパジュエリーは世界を駆け巡り、大切な人を国に残し遠方へ旅行することが多かったイギリス人が、愛する人が無事故郷へ戻ってくるようにと旅発つ人に向けて送る幸運のシンボルになったのです。
ジュエリーには『離れていても、いつも私を思い出して。』などの意味が込められました。
それは名前であったり、クローバーなどのラッキーシンボルと共に恋人、家族、友人への愛情の証として、渡されたもの。
相手の幸せを祈り、愛を捧げるロマンティックなジュエリーなのです。

こちらはヴィクトリア時代からの流れを受け、大切な人のイニシャルが
デザインされたリング。
シンプルなジュエリーですが、フォントがとても美しく、
素敵なリングです。

サイズ直しをご希望の方は事前にお問い合わせください。

「ヴィクトリア時代」
1837年、イギリスでヴィクトリアが女王に即位したことがヴィクトリア時代(1837〜1901年)の始まり。
イギリスが過去にないほど繁栄し、女王ヴィクトリアのファッションは様々な流行を生み出しました。
ダイヤ、パール、ゴールド、そしてグラスといった様々な素材を使い、
過去のあらゆる様式を取り入れたデザインのジュエリーが作られました。

この時代に生まれたジュエリーデザイン、技法、身につけ方は
その後のジュエリーの基礎となっていることから、
現在のファッションにも取り入れやすく人気があります。
機械化がすすむまえのヴィクトリアン時代のジュエリーは、
多くの工程が手作業で行われていました。

職人の高い技術で制作されたシルバーやゴールドのジュエリーは、
美しいものが多く、100年を経ても…その美しさは色褪せることがありません。手作業の工程を減らしてしまった現代のジュエリーと比べると…感動的でさえあります。

「年代、年製について」
イギリスでは、ゴールドやシルバー製ジュエリーにホールマークという、
国で定められた刻印を入れる文化があります。
全てのゴールドやシルバー製品に入っている訳ではありませんが、
(刻印のないものがクオリティの低いジュエリーでもありません)
刻印のあるものは1年単位で製造年を遡ることができます。
(イギリス、ロンドン製、1883年製など)

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No R75
Size 20号
Price
56,000円(税込61,600円)
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