detail:スタンレーハグラー カメオネックレス&イヤリング
300000円→150000円
1970年代
スタンレーハグラーは1950年代後半からジュエリー制作をはじめたコスチュームジュエリーデザイナー。
スワロフスキーや、イタリアのヴェネチアンガラス、ロシアンプレート、アンティークパーツを使い、すべて手作業でワイヤー止めされています。
この接着剤を一切使わないという手法(一部使用)は、
1940年代にコスチュームジュエリー界で重要人物の一人であるミリアムハスケルの弟子として仕事をし、影響を受けています。
彼もまた、ハスケルと同じようにダイヤを使わず、
ハイクオリティのガラス、パールを使ったジュエリーの可能性を追求し、
ハイジュエリー以上の作品を作り上げました。
妥協を許さないジュエリーへの徹底したこだわり、プライドは、唯一無二の作品を作り上げました。
ハスケル社の作品が繊細であるのに対し、
ハグラーは他のデザイナーでは真似のできないハグラー特有の大胆な色使いが人気です。
ハスケルの精神を受け継ぎながらも、全く違った世界観を作り上げました。
そして、彼独自の色使いから「ジュエリー界のピカソ」と呼ばれていました。
色使いだけでなく、巨大なジュエリーを作ることも彼のこだわりの一つで、
細部に渡るまで、一切手を抜かない細密で巨大なジュエリーを多数発表しています。
顧客には多くの裕福な著名人を抱えており、20世紀に最も成功したジュエリーデザイナーの一人です。
かつて働いていたハスケルのジュエリーと肩を並べるほどに、人気•実力•成功を勝ち取ったのです。
1996年の彼の死後もブランドは継続されていますが、
彼がデザインしたジュエリーは世界中でコレクターアイテムとなっており、
今もその人気は衰えることがありません。
こちらは書籍にも掲載されているハグラーの代表作で、
アンティークジュエリーの象徴とも言えるカメオをハグラーが
コスチュームジュエリーでオマージュした作品です。
カメオ部分はリモージュ製です。
1771年に窯が開かれ、リモージュ焼の歴史が始まり、焼き物や七宝焼の街として
世界的に知られた陶器の都市です。
カメオ部分にも妥協しないハグラーの拘りを感じます。
横から見ると平面的ではなく、様々なパーツを立体的に配置し、世界観を構築していることがわかります。
確かな技術とクオリティの高い素材を使うことにより、高級感があり、エレガントさがあることがハグラーの凄さなのです。
まさに、大人のための美しいコスチュームジュエリーです。
ハグラーの最高傑作と言われる素晴らしい作品です。
イヤリング:3×4.5cm
ネックレス長さ:41~45cm
ネックレストップ:7.5×19cm
ご購入前に
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