1930 チェコ製
フィルグリーネックレス

detail: チェコ製フィルグリーネックレス

1930年代製。
チェコはガラス製品が有名で、その歴史は古く5〜6世紀にはじまります。
17世紀に宝石カットの技術をガラスに適用し、クリスタルガラスを使った多くのジュエリーが生産されるようになると、イタリアのヴェネチアにかわってヨーロッパ最大のガラス生産地に。

19世紀になると、世界117か国に輸出するようになります。
こちらのネックレスは、ボヘミアン製ジュエリー特有のフィルグリー(金銀線細工)によってデザインされています。

フィルグリーとは線状細工のことで、素材を針金のように細くして、レースのような模様を作る技巧のこと。

裏側にもフィリグリーのプレートが付けられていることがわかります。(5枚目写真)
ハイクオリティのジュエリーは、こうして細部にわたって、手が加えられているのです。
どこから見ても、裏側から見る時でさえ、美しく見えるようにという職人のプライド。

当時のチェコ製のジュエリーはクオリティの高いものが多いですが、その中でも特にクオリティが高く、細工のすばらしさと、存在感の強さに買い付けしたもの。
高い職人の技術がつまった結晶とも言えるネックレスです。
美しく、エレガントなチェコジュエリーの魅力が最大限に引き出された芸術品です。

40cm(チェーン)、6.5cm(トップ)

75000円→35000円

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No N13
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