detail:アメシスト×ゴールド×パールネックレス
1900年代製。
アメジスト、ゴールド(9金)、シードパールを贅沢に使ったアンティークネックレスです。
こちらはヴィクトリアン時代の後、エドワーディアンと呼ばれている時代のジュエリー。
エドワーディアンの特徴は、アバンギャルドであったアールヌーボーと対比すると、
より伝統的で、デリケートでレイシーなデザイン。
フェミニンで可愛らしく、女性的なデザインが多いことでも知られており、コレクターの間では人気のある時代の一つとなっています。
私も個人的にアールヌーボーより、キュートなエドワーディアンのジュエリーの方が好みです。
こちらのネックレスもエレガントでありながら、可愛らしさもあります。
シードパールとは半球型のパールで当時数が少なく貴重だったパールをカット、研磨し作られました。
その研磨によって輝きや色合いが柔らかく、美しいのが特徴です。
またパールをカットし、留めるにも高い技術を必要とするため、シードパールを使ったジュエリーはアンティークジュエリーだけのもので、今ではその技術を再現する職人さえもいません。
デザインが一気に多彩化し、様々な素材が使われるようになったヴィクトリアン時代から、
ガーネット、オパールに並び、アメシストも人気がでました。
アメシストとゴールド、そしてシードパールのコンビネーションは、この時代のジュエリーを象徴する素材の組み合わせです。
中心にある大きなアメシストは、その美しいカットにより、キラキラ輝きます。
エドワーディアンジュエリーにあまり縁のなかった私ですが、こちらは絶対に買い付けしたいと思うクオリティと状態の良さでした。
次の世代にまで受け継いで頂けるジュエリーです。
チェーンも含みます。
チェーンは取り外しが可能なので、他のチェーンをお使いして頂くこともできます。
ご購入前に
こちらをご覧ください。